認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】
症状

認知症の症状……これってもしかして、初期症状の早期発見が重要です

認知症にも前触れがあります。早く症状に気がついて、治療を早く始めることで進行を遅らせられます。自分のためだけでなく大切な家族のためにも、知識をつけて認知症の前触れに気付いてあげましょう。

知っておこう! 認知症の初期症状

まさか自分が……。まさか家族が……。と思ってしまいますが、初期症状に気付いたら早めに受診することが大切です。

早期発見によって進行を遅らせることができるのです。

こんな症状はありませんか?

次のような症状がある場合は、認知症の可能性があります。悩まずに早めに受診することをおすすめします。

今まで出来ていたことが出来なくなった。

  • 家事や仕事で、出来ていた事が出来なくなった。
  • 簡単な計算で間違えることが多くなった。

記憶がはっきりしない

  • 同じことを言ってしまう、同じことを聞いてしまう。
  • 最近の記憶がはっきりしない。
  • ものの名前が思い出せない。
  • 人との約束を忘れてしまう。
  • 大切なものを置き忘れてしまう。
  • ガスの消し忘れや、カギのかけ忘れが多くなった。

意欲がわかない

  • いつも欠かさずやっていたことをやらなくなった。
  • 服装を気にしなくなった。
  • 趣味や好きだったことに興味がなくなった。

性格に変化がみられる

  • 怒りやすくなった。
  • 信用していたこと(人)に対して信用できなくなってきた。

時間や場所への意識

  • 時間や場所に対する意識がなくなった。
  • 見慣れた場所で迷ってしまった。

早期治療はなぜ重要?

早期発見が難しく、現在治すことができないとされている認知症ですが、どうして早期発見が大切なのでしょうか。

本人の意識がしっかりしているうちに……

認知症の発見が遅くなってしまうと、本人の意識がしっかりしていないため、家庭内で決めていかなければならない物事に、本人の意思を反映できなくなってしまいます。

告知するべきかどうかという問題も生じてきてしまいますが、早期発見によって、もしもの時に備えた話し合いを持つことができます。今後の治療の方向性に対する本人の意思を聞いておくことは、本人のためにもなり、家族の負担を減らすこともできます。本人の望む介護やケアを行いたいと思った時に、意志を確認できずに悩む家族も多いです。

また、財産についての話し合いも意識がはっきりしているうちでなくてはできません。

本当に症状の進行を遅らせられるの?

認知症は現在原因がわかっていない病気であり、治すことができないとされています。しかし、アルツハイマー型認知症では、服薬によって症状を6ヶ月〜12ヶ月遅らせることも可能です。実際に薬を服用して改善がみられた例も少なくありません。

また、家族の対応によっても症状は変化します。単なる老化現象ととらえて対応するのと、認知症をしっかり理解して対応するのとでは、症状の進行に大きく違いが生じます。認知症を発症している本人にとっても、さまざまな症状の原因がわかることは不安を解消することにもつながります。

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