認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】
病気,認知症

その他の病気……パーキンソン病、クロイツフェルト・ヤコブ病など

原因不明の脳の病気はアルツハイマー病・脳血管性認知症・ピック病以外にもあります。このページでは、パーキンソン病・クロイツフェルト・ヤコブ病について紹介します。

パーキンソン病とは

パーキンソン病とは日本で10万人が発病し、1000人に1人発病すると言われています。

高齢化が進んでくるとこの割合も高くなってくると考えられ、だんだん珍しい病気ではなくなってくると考えられています。

パーキンソン病の症状とは?

  • 手足が震える
  • 手足がこわばる
  • 動作が遅くなる
  • 顔の筋肉が固くなることで無表情になる(仮面様顔貌)
  • 小声でどもってしまう、早口になる(発語障害)
  • 姿勢をとりにくくなり転びやすくなる、よろめいてしまう(姿勢反射障害)
  • 反応が遅くなる、抑うつなど(精神症状)
  • 便秘や立ちくらみなど(自律神経症状)

パーキンソン病の原因とは?

脳内のドーパミンという神経伝達物質が十分に作られなくなり、不足するとパーキンソン症状を起こされると考えられています。

ドーパミンがどうして十分に作られなくなるのかは、現在は不明です。ドーパミンの量が通常よりも2割不足すると発症するとされています。

パーキンソン病の原因とは?

薬物療法を行っていきます。この病気の原因ともなるドーパミンを補充して症状を抑えます。また、パーキンソン病の症状は主に運動症状となっているので、症状を和らげるためにリハビリを行っていきます。

クロイツフェルト・ヤコブ病とは

クロイツフェルト・ヤコブ病とは、1年間に100万人に1人の割合で発症している病気です。発症後の余命は1〜2年となっていて、全身衰弱・呼吸麻痺・肺炎などが原因です。

クロイツフェルト・ヤコブ病の症状とは?

初期症状には、立ちくらみやめまい、歩行に違和感を感じる(上手く歩くことができない)などがあります。発症して数ヶ月で行動異常・性格変化・視覚異常・歩行障害の症状が現れ、認知症の症状が現れてきます。そして、発病してから1年以内には寝たきりの状態になります。

クロイツフェルト・ヤコブ病の原因とは?

体内にはプリオンというたんぱく質が存在していますが、まだこの物質について明らかにはなっていません。正常なプリオンは害がないとされていますが、クロイツフェルト・ヤコブ病の場合は異常なプリオンができてしまいます。

そして、この異常なプリオンは正常なプリオンを異常なプリオンに変えてしまうのです。異常なプリオンは体内に蓄積していくと、脳の神経細胞にも蓄積されるようになり、発症すると考えられています。

しかし、この異常なプリオンがどうして発生するのか、どのように感染するのかなどは明らかになっていません。今までの感染例に、牛海綿状脳症であるBSE(狂牛病)により人間が感染した例があります。

クロイツフェルト・ヤコブ病の治療法

治療法は現在まだ見つかっていません。症状に対する治療を行っていますが、クロイツフェルト・ヤコブ病自体の治療は行われていないのが実情です。

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