認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】
認知症,予防

認知症を予防するライフスタイル……リスクを減らす生活習慣を!

認知症の予防として、生活習慣や食生活の見直しが重要視されています。また、生活習慣と食生活は脳と体の老化を防ぐとされています。

運動を生活習慣に取り入れよう!

適度な運動は、心と体、そして脳を活性化してくれます。無理なく、長く続けることが大切です。

運動していますか? 運動の有効性

年齢を重ねると、体力の低下や活動する意欲の低下によって、家にこもってしまいがちです。運動不足は筋肉量の低下と、それに伴う歩行能力の低下や体力低下を招いてしまいます。そして、運動不足は心肺機能の衰えを早めてしまいます。

運動することで脳が活性化されることは、認知症の予防に有効とされています。また、運動機能を低下させないことは、寝たきりの状態を防ぎ、他の病気を予防するためにも、とても良いのです。

散歩は手軽な運動方法

運動で一番手軽なのは歩くことだと言えるでしょう。歩くことは当たり前のことのように思われますが、脳のさまざまな機能を使っているのです。

歩行能力の低下は、寝たきりの状態になることにつながります。寝たきりになると認知症を招くこともありますので、悪循環となってしまいます。基本的ですが、とても大切な歩行能力を高めるために、歩くことをおすすめします。

近くのお店に買い物に行くだけでも、外の景色を見に行くだけでも良いのです。自分のペースで無理なく行いましょう。また、転倒には注意しなくてはなりません。

短い昼寝が認知症を防ぐ

睡眠はとても大切です。夜の睡眠ばかり意識してしまいますが、昼寝もとても重要なのです。昼寝が認知症に良いというメカニズムについては、まだ明らかになっていませんが、「認知症を発症しない人に昼寝をする習慣がある人が多い」という報告があります。

短い昼寝とは?

いくら昼寝をしても長く眠ってしまっては、夜の睡眠に影響するので良くありません。20分〜30分の昼寝が良いとされています。それ以上眠ってしまうと、熟睡してしまうのです。短い昼寝をすることで、疲れをとり、血圧を下げることができます。

また、長い昼寝(1時間以上)をしている人に認知症の発症が多いという報告もあります。短い昼寝は認知症の予防に有効ですが、長い昼寝は逆効果になってしまうということです。

短い昼寝を習慣付けよう!

昼寝をする日、しない日があると、生活のリズムが崩れやすくなってしまいます。規則正しく、毎日同じ時間に短い昼寝をすることが理想です。

食事で認知症を予防しよう!

脳の老化を防ぐには、塩分・抗酸化物質・コレステロールに注意しましょう。これらは、生活習慣病の予防にもなり、認知症のリスクを高める抗血圧や動脈硬化を防げます。

塩分

塩分を控えましょう。塩分は1日10グラムが目安です。塩分は認知症の危険因子である高血圧を引き起こします(持病に高血圧のある人は1日の塩分は6グラムを目安としましょう)。

抗酸化物質

血中の脂質の酸化や、脳神経細胞内の脂質の変化は認知症や生活習慣病などの原因とされています。抗酸化物質はこれらを防ぐ効果があります。抗酸化物質はしそや黒ゴマに多く含まれています。

コレステロール

コレステロールの取りすぎは血管年齢を高めます。血管の老化は、認知症の危険因子である動脈硬化や脳梗塞を引き起こします。コレステロールが高すぎない食事を心がけましょう。

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