認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】
介護,認知症

介護の心構え……家族が認知症になったら気をつけたいこと

認知症は、発症した本人だけでなく、家族にとっても負担の大きい病気です。心構え一つで介護を行う生活も変わってくると思います。自分の生活や介護について、見直してみましょう。

認知症の介護で気をつけること

認知症の介護では、認知症を患っている本人のことも気をつけなくてはならないですが、介護をしている自分のことも気をつけなくてはなりません。

会話を大切にしよう!

認知症になると、会話を理解するのも困難になってきます。わかりやすいように、本人の近くで話かけるようにしましょう。

そして、本人が話をしている時には、しっかり聞いてあげましょう。同じ話を何度も話すこともありますが、その都度聞いてあげることが大切です。

また、認知症では家族の名前を間違えたり、食事を食べていないと言ったり、理解できない発言や家族にとってはショックを受けるような発言もあります。思考や判断力、記憶力などが低下していることが原因です。そのことや、本人を否定しないで、受け入れてあげましょう。

自分でできる事はやらせてあげて

認知症は徐々に機能が失われていくので、自分でできる事も減っていきます。自分でできる事が減ることは、本人の自尊心が傷つくことにもつながっていきます。

心の状態を安定させるためにも、失われていない機能を少しでも維持できるように、自分でできることはやらせてあげましょう。

上手くできなくて、時間がかかってしまうかもしれません。手助けしたくなるかもしれませんが、のんびり見守ってあげてくださいね。

あなたは大丈夫ですか? 介護のストレス

認知症の介護は、コミュニケーションを取りにくいこともあり、ストレスがたまりやすく、自分一人で抱えてしまいがち。自由になる時間も少ないために、ストレスを発散させることができずにいる人が多いのです。介護のストレスは虐待にもつながります。次に挙げるものに当てはまってはいませんか?

介護の悩みを相談できる人はいますか?

「長女だから」、「嫁だから」なんて、無理をしていませんか?自分が疲れ果ててしまってはいけません。家族や親戚の助けも借りましょう。

また、友達に愚痴を言ってストレス発散することも大切です。自分で抱えこむことは良くありません。悩みを相談する人がいない場合は、各地域の「包括支援センター」などに相談すると良いでしょう。

介護保険制度を利用していますか?

「自分たちで何とかやっていく」「家族だけでやっていきたい」などの理由から、介護保険制度のサービスを利用しない人もいます。

家族だけでやらなければいけないのではありません。サービスを利用することで、介護する家族の負担を減らし、さらに充実した介護ができるかもしれません。介護保険制度の利用をおすすめします。

周りに知られたくないと思っていませんか?

認知症の家族を介護しているということを、周囲の人に隠している人はとても多いです。隠しているだけでも、ストレスになってしまいます。

また、近所の人の協力が必要になることがきっと出てきます。自治会などでは、認知症介護を行っている家族の支援も行っています。認知症は病気なのですから、恥かしいことではないのですよ。

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