認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】
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脳に効果的なサプリメント……ぼけ防止に期待される栄養素

サプリメントとは、健康維持のために食品だけでは十分に摂取できない栄養素を補ってくれる食品です。日本では、栄養補助食品、健康補助食品を指します。現在多くのサプリメントが販売されていますが、脳に効果的なサプリメントもあり、認知症の予防に役立つとして注目されています。ここでは、認知症予防に役立つ栄養素を紹介します。なかなか食品で摂取できない栄養素もありますので、サプリで毎日摂取する習慣をつけるのも良いですね。

ホスファチジルセリン(PS):脳機能と運動機能の若返りに

ホスファチジルセリンとは、歳を重ねるごとに減少していく成分であり、脳神経細胞の膜や脳神経細胞が情報交換を行う部分(突起)を作っている成分です。そのため、ホスファチジルセリンが不足すると脳内での情報伝達が上手く行われなくなります。欧米では認知症の症状の改善への効果が確認されており、記憶力向上の効果があるとされている栄養素です。

ホスファチジルセリンは肉類・魚類・大豆に含まれていますが、含まれる量が微量なので、サプリメントでの摂取が最も効果的と言えます。

DHA(ドコサヘキサエン酸):学習能力や記憶力の向上と認知症予防の効果

「魚を食べると頭が良くなる」などと言いますが、その根拠ともなるのがDHAです。DHAは青魚に多く含まれ、健康に生きていくためには必要不可欠な栄養素とされています。しかし、体の中で作られないので、上手に摂取する必要があります。

DHAは脳の機能維持や発育に欠かせない栄養素であり、DHAが不足することで脳や神経の発達遅れや脳の老化を招くということがわかっています。

また、DHAは血液の流れを良くする働きも持っています。脳血管性認知症の原因である脳梗塞や脳出血も予防できます。

EPA(エイコサペンタエン酸):精神的な安定と成人病予防の効果

健康に生きていくために必要不可欠な栄養素であり、体内で生成できない栄養素を必須栄養素と言いますが、EPAも必須栄養素の一つであり、食品やサプリメントで摂取しなければなりません。EPAは魚に多く含まれています。

また、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させ、善玉コレステロールを増加させる働きがあり、DHAと補いあって脳卒中や脳梗塞などの成人病を予防します。

その他、EPAには気持ちを落ち着かせる・精神を安定させる働きがあり、うつ症状の改善に効果があるとされ、研究が続けられています。

ギャバ(GABA):アルツハイマー病の予防・改善の効果が注目されています

ギャバは脳や脊髄に存在するアミノ酸の一種です。そのため、脳内のギャバの不足は精神的な不安やイライラ、体調不良などを引き起こします。

また、ギャバには脳機能を向上させる効果があることがわかっています。そのため、アルツハイマー病の予防・改善や脳障害の後遺症に効果があるとされ注目されています。その他にも、ギャバには自律神経障害の予防改善効果があることがわかっています。

ギャバは発芽玄米に多く含まれていますが、近年さまざまなギャバのサプリメントが販売されています。

サプリメントを飲む上で注意したいこと

サプリメントを飲んでいるからと言って「栄養がとれている」と思ってしまい、食事の献立がおろそかになってしまってはいけません。他の栄養と一緒に摂取することで、吸収が違ってくる場合もあります。それに、食事の代わりにはならないのです。

サプリメントを飲む上で下記のことに注意しましょう。

  • 食後30分以内に水で飲むようにしましょう
  • 病気などで他にも薬を服用している人は、医師に相談してから飲むようにしましょう
  • 摂取しすぎはよくありません。用法・用量を守りましょう

  • <知っておきたい認知症の基礎知識>原因・症状・老化の違いなど
  • <認知症に関する病気について>脳血管性・アルツハイマー・ピック病など
  • <認知症の予防と治療>介護・検査・診断・治療方法など
  • <認知症ケアに関わる介護資格>ケア専門士・(介護/社会/精神保健)福祉士など
  • <認知症コラム>サプリメント・相談窓口・運転免許取得/更新など

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