認知症と上手につきあうケアと予防の方法【ニンチケア】

【認知症と類似する】高次脳機能障害に見られる症状

脳の損傷は脳細胞を破壊し、再生できないようになってしまいます。高次脳機能障害はこのようにして発症し、認知症も高次脳機能障害と同じように脳の萎縮などで、脳細胞が破壊されて進行していくそうです。
この2つの疾患には類似する症状があり、診断を間違われることもあるんだとか。

  • 脳の損傷で見えにくい障害が…

    脳の損傷で見えにくい障害が…

    脳を損傷すると、脳細胞の破壊などから高次脳機能障害を発症することがあるそうです。周囲からの理解が得にくく、日常生活に支障がでることも…

  • 認知症に似ている!?

    認知症に似ている!?

    高次脳機能障害で見られる症状は、認知症に似ている症状もあるらしく、診断ではまちがえられることもあるんだとか。

  • 感覚が分からなくなる失認症

    感覚が分からなくなる失認症

    脳に負った損傷の程度によって、感覚が分からなくなる症状が見られることも。高次脳機能障害では左側の空間と身体の認識ができなくなるんだとか。

 
 

日本は現在でも高齢化が進んでおり、世界でも屈指の長寿大国として知られているそうです。
高齢になるに連れて脳の萎縮や認知症になるリスクは高まることになります。また、認知症は脳を損傷したことで起きる高次脳機能障害ととっても類似した症状を呈すそうです。

一体どのような症状なのでしょう…?

【認知症とここが似ている!】高次脳機能障害の症状はコレ!

高次脳機能障害とは、交通事故などによる脳血管疾患や脳損傷といった病気により、神経に何らかの障害が生じた状態を言うそうです。
症状には、注意障害や失認などがあり、中には認知症と似ている症状もあるため認知症と診断されてしまったり、認知症が高次脳機能障害に含まれるという説もあるそうです。

認知症とは、脳の病気が後天的に発症したことにより、正常な知的機能が全般的に低下していき、日常生活に支障を生じた状態を言うそうです。
アルツハイマー型認知症脳血管性認知症の2種類に大別されます。
アルツハイマー型認知症の場合は、脳細胞が変性したり、脳の萎縮によるものが原因とされ、脳血管性認知症の場合は、脳出血や脳梗塞など脳血管に異常が現れたものが原因とされているようです。

高次脳機能障害と認知症の違いとして、高次脳機能障害は損傷の程度により回復が見られる可能性が高いとされていますが、認知症は脳に損傷を受けたために現れた後天的な障害が見られたり、正常な知能が低下した状態を指すと言われています。
二つの大きな違いは、外傷による後天的な障害として後遺症として残ったか、それとも正常な知能が低下した状態を指すかのどちらかということになりそうです。

それでは暗記が困難だったり、記憶の欠落があるなど、高次脳機能障害に見られる認知症との類似症状を確認していきましょう。

記憶障害(健忘症候群)

昔の出来事や記憶はあるのに、新しいことなどを覚えるのが困難になるようです。
症状としては、予定していた約束を忘れる、同じ内容の質問を繰り返す、人の名前を覚えられない、物を置いた場所を忘れる、外出すると現在地が分からなくなり迷子になってしまうことなどがあると言われています。
このように日常生活で必要な情報さえも忘れてしまうことがあるので、生活に支障ができることも…。

失認症

自分が聴覚や触覚、視覚、空間などの感覚や情報が自分の中で認識できなくなり、見ているもの・触れているもの・聞いているもの等が分からなくなる障害を言うそうです。

高次脳機能障害で多く見られる失認は、左半側の身体と視空間が同時に失認している状態の左半側空間無視という症状が多いそうですが、一般的な失認の状態には、聴覚失認・病態失認・視覚失認・身体失認・触覚失認などがあるとされています。
症状は、電話越しの家族の声を聞いても分からない、目の前に見ているものが何か分からない、知人の顔をみても思い出せない等とされています。

高次脳機能障害は年間増加傾向にあり、症状を発症した人や家族などの周囲の人たちなど、聞きなれない病気で困っている人も多くいるようです。
高次脳機能障害は、認知症と勘違いされることも多くあるそうなので、まずはしっかりと知識を身に付けることをおススメします。また、困ったことは専門知識を持つ人に相談することが良いと思われます。
高次脳機能障害について、詳しく解説しているサイトを一つ紹介しますので、知識を付けるなどの参考にしてみてください。

認知症と間違い易い高次脳機能障害!その症状は…

交通事故などで起こる高次脳機能障害は、脳を損傷したことで様々な症状が現れる病気とされています。後遺障害の交渉には弁護士など周囲の協力が必要になります。
是非、「むさしの森法律事務所」で知識を深めて行ってください。

失行

失行は、身体に異常はなく動かすことが出来るのに、今まで出来ていた日常生活動作(着替えなど)をこなせなくなり、周りの人からの指示が必要になる状態を言うようです。

構成失行・観念運動失行および観念失行・着衣失行などの種類があるとされています。
構成失行は、積み木やパズル、本棚の整理などを構成する際にどのように組み立てたらよいのか、または整理したらよいのかが分からなくなる症状です。

観念運動執行および観念執行は、目の前にある道具の使い方が分からなくなってしまう状態を言うそうです。
湯のみ茶碗・急須・お湯・お茶っ葉を渡しても入れることが出来ないというのが代表的な事例として挙げられています。必要な道具を渡していても、湯飲み茶碗やお茶っ葉の入っていない急須に直接お湯を注いだりするという動作が見られるそうです。

  • <知っておきたい認知症の基礎知識>原因・症状・老化の違いなど
  • <認知症に関する病気について>脳血管性・アルツハイマー・ピック病など
  • <認知症の予防と治療>介護・検査・診断・治療方法など
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  • <認知症コラム>サプリメント・相談窓口・運転免許取得/更新など